taka_add9のプチ音楽講座その11

taka_add9のプチ音楽講座その11

前回の続きです。

「F#(G♭)」だけが埋まっていませんでした。

「F#(G♭)」はFの半音上、Gの半音下です。
Fは完全4度(p4th)、Gは完全5度(p5th)でどちらも「完全」と付いています。
この「完全」が付いた音から見て半音上の場合は「増(#)」、半音下の場合は「減(♭)」を使います。
よって「F#(G♭)」は、「増4度(#4th)」または「減5度(♭5th)」と表します。
すると次のようになります。

C---------------1st
C#(D♭)----------m2nd
D---------------M2nd
D#(E♭)----------m3rd
E---------------M3rd
F---------------p4th
F#(G♭)----------♭5th(#4th)
G---------------p5th
G#(A♭)----------m6th
A---------------M6th
A#(B♭)----------m7th
B---------------M7th
C---------------p8th

一般的には♭5thを使うことが多いようです。
コードを見ていてもC#m7-5という具合に表記されています。
このコード表記の(-5)と言うのは「♭5th」を意味します。

何度も言いますが、これは「C」を基準とした時の「度数」の数え方です。
「D」を基準にした時は「D」から1st、m2nd、M2nd・・・・となります。

度数については、まだこの先があるのですが、この講座ではここまでにします。

ともあれ、次の並びを音階の「ものさし」だと思って丸暗記してください。

1st
m2nd
M2nd
m3rd
M3rd
p4th
♭5th
p5th
m6th
M6th
m7th
M7th
p8th

オクターブより上はこれの応用です。
p8th → m9th → M9th → m10th → M10th → p11th・・・・と続いて行きます。

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