taka_add9のプチ音楽講座その9

taka_add9のプチ音楽講座その9

今回は前回説明した「度数」について詳しく解説します。

さあ、ここからいよいよ実用的な知識の説明に入ります。
この「度数」が理解出来ると「コード理論」がわかるようになります。
「度数」を理解してコードを見ただけで構成音を読み取ることが出来るようになりましょう。

「Cメジャースケール」は「CDEFGABC」と言う8個の音階でした。
これは鍵盤上の白鍵を使った音階ですが、鍵盤には白鍵の他に黒鍵があります。
これを順番に並べると次の13個の音階になります。

C
C#(D♭)
D
D#(E♭)
E
F
F#(G♭)
G
G#(A♭)
A
A#(B♭)
B
C

前回の説明では
CからC→1度
CからD→2度
CからE→3度
CからF→4度
CからG→5度
CからA→6度
CからB→7度
Cからオクターブ上のC→8度
と説明しましたが、これには黒鍵が入っていませんでした。
黒鍵も「度数」で表記出来るのですが、ちょっと難しくなります。

まず、
1度、4度、5度、8度には「完全」という言葉が付きます。
なぜ「完全」が付くかはこの際考えずに丸暗記してください。

C→完全1度
F→完全4度
G→完全5度
C→完全8度(オクターブ上)

「完全」=「perfect(パーフェクト)」という事で通常は次のように表記されます。
完全1度=p1
完全4度=p4
完全5度=p5
完全8度=p8

文献によっては次のように表記されることもあります。
p1=1st 又は R(ルート)
p4=4th
p5=5th
p8=8th

長くなってきましたので今回はここまでにします。
残りの2度、3度、6度、7度については次回説明します。

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