taka_add9のプチ音楽講座その7 2022/03/08 14:27 Share on Facebook Copy URL Report taka_add9のプチ音楽講座その7添付したと動画を再生してみてください。絶対音感がある方は、すぐにわかると思いますが、普通の方には「ドーレーミーファーソーラーシードーー」と聞こえたのではないでしょうか。実は、これ「FGAB♭CDEF」と弾いています。どこからスタートしても「全全半全全全半」の法則で弾くと「ドレミファソラシド」と聞こえます。これが「メジャースケール」です。この場合は「F」からスタートしているので「Fメジャースケール」と言うことになります。このように実際には「FGAB♭CDEF」と弾いているにも関わらず「ドレミファソラシド」と表現される場合があります。これが「移動ド」と言う考え方です。これに対し本来のドレミで表現されたものを「固定ド」と言います。豆知識として覚えておくと良いかも知れません。前回の宿題だった「Cメジャースケール」から「Bメジャースケール」を実際に弾いてみてください。どれも「ドレミファソラシド」と聞こえる筈です。もし「ドレミファソラシド」と聞こえなければ、それは間違っていると言うことになります。宿題の回答は次のようになります。Cメジャースケールは、CDEFGABCDメジャースケールは、DEF#GABC#DEメジャースケールは、EF#G#ABC#D#EFメジャースケールは、FGAB♭CDEFGメジャースケールは、GABCDEF#GAメジャースケールは、ABC#DEF#G#ABメジャースケールは、BC#D#EF#G#A#Bこれらは全て白鍵からスタートしていますが、黒鍵からスタートした場合も同じように「全全半全全全半」の間隔で弾けば全て「メジャースケール」になります。実際に弾いて確認してみてください。上記の回答で「Fメジャースケール」だけが「♭」を使っています。B♭はA#と同じ音ですが、A#を使うと「FGAA#CDEF」となり「A」が2回出てきてBが無くなってしまいます。音楽の約束事で、同じ音名は2回使えないので「Fメジャースケール」では「B♭」を使います。