taka_add9のプチ音楽講座その7

taka_add9のプチ音楽講座その7

添付したと動画を再生してみてください。
絶対音感がある方は、すぐにわかると思いますが、普通の方には「ドーレーミーファーソーラーシードーー」と聞こえたのではないでしょうか。

実は、これ「FGAB♭CDEF」と弾いています。
どこからスタートしても「全全半全全全半」の法則で弾くと「ドレミファソラシド」と聞こえます。
これが「メジャースケール」です。
この場合は「F」からスタートしているので「Fメジャースケール」と言うことになります。

このように実際には「FGAB♭CDEF」と弾いているにも関わらず「ドレミファソラシド」と表現される場合があります。
これが「移動ド」と言う考え方です。
これに対し本来のドレミで表現されたものを「固定ド」と言います。
豆知識として覚えておくと良いかも知れません。

前回の宿題だった「Cメジャースケール」から「Bメジャースケール」を実際に弾いてみてください。
どれも「ドレミファソラシド」と聞こえる筈です。
もし「ドレミファソラシド」と聞こえなければ、それは間違っていると言うことになります。

宿題の回答は次のようになります。
Cメジャースケールは、CDEFGABC
Dメジャースケールは、DEF#GABC#D
Eメジャースケールは、EF#G#ABC#D#E
Fメジャースケールは、FGAB♭CDEF
Gメジャースケールは、GABCDEF#G
Aメジャースケールは、ABC#DEF#G#A
Bメジャースケールは、BC#D#EF#G#A#B

これらは全て白鍵からスタートしていますが、黒鍵からスタートした場合も同じように「全全半全全全半」の間隔で弾けば全て「メジャースケール」になります。
実際に弾いて確認してみてください。

上記の回答で「Fメジャースケール」だけが「♭」を使っています。
B♭はA#と同じ音ですが、A#を使うと「FGAA#CDEF」となり「A」が2回出てきてBが無くなってしまいます。
音楽の約束事で、同じ音名は2回使えないので「Fメジャースケール」では「B♭」を使います。

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